“売らない”“買わない”ペットショップが拡大…犬や猫と新たな出会いは?保護犬・猫「一匹でも幸せに」【news23】|TBS NEWS DIG

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  • Опубликовано: 16 янв 2025
  • 人間に寄り添って生きるペットについて考えます。日本国内で飼われている犬や猫は合わせて1589万匹います。ペットを飼うと聞くと、ペットショップでの購入を思い浮かべる人も多いと思いますが、ある変化がいま起きています。
    ■ペットショップの“未来形”? 犬・猫との新たな出会い
    さいたま市・浦和区にある「ペットフェリーチェ」は一見普通のペットショップですが…
    『ペットフェリーチェ』店長 高橋潤さん
    「販売している子ではなくて、ブリーダーさんから、繁殖した終わりの引退犬だったり。飼い主さん都合で飼えなくなった子たち」
    ここはペットを売らない、買わないお店。
    ブリーダーや飼い主から犬猫を保護し、希望する人に譲渡します。
    ■“売らない”ペットショップ 保護犬・猫「一匹でも幸せに…」
    フレンチブルドッグのアンジュちゃん(6)は繁殖用の母犬でした。
    高橋潤 店長
    「下半身がいきなり動かなくなってしまって、ブリーダーさんでは手に負えなくなってしまった」
    病気や障がいを抱えた犬猫には治療をし、時間をかけて審査しながら新しい家族を探します。
    高橋潤 店長
    「(もし)家族が決まって、車椅子をつけてお散歩している姿を見るのが、本当にそれだけで幸せです」
    一般的にペット販売の流れは、まずブリーダーが交配をさせて子犬・子猫を産ませます。ペットオークションでの競りを経て商品として店頭に並びます。ただ、繁殖できなくなった犬・猫や、病気などを持つ子は行き場がありません。
    また、中には劣悪な環境で繁殖させたり、狭いケージに閉じ込めたりする悪質な業者もいます。
    高橋潤 店長
    「ペットショップ自体が悪いという位置づけではなくて、同じ1つの命として家庭に入ってもらって、1頭でも幸せになってくれる、みんなが幸せになってくれるのが一番」
    販売の代わりに、▼トリミングや▼ペットホテル▼しつけのトレーニングなど、飼った後のサービスで収益を得ています。
    来店客
    「子犬ばかりじゃなくて、5歳とか、そういう子でもいいかな」
    「引退した頑張った子たちを引き取ってあげられたら、そっちの方がいいのかな」
    ■フランスではショップでの販売禁止へ 犬・猫との出会い あるべき形は
    フランスでは、2024年からペットショップでの犬や猫の販売が全面的に禁止されます。
    衝動買いをし、バカンスシーズンに捨てる人が後を絶たず、年間10万匹が捨てられているというのです。
    フランス動物愛護協会 会長(2021年)
    「動物をショーウインドーに飾る商品として捉えるのは異常です」
    今後はブリーダーから直接買うか、保護団体からの引き取りなどに限定されます。
    ペットを売ること、買うこと。どう考えますか?
    男性
    「基本的にペットショップで見て、かわいいなというのを買っています」
    「(販売を)なくすまではしなくてもいいのかな」
    女性
    「もし今後、お迎えするとなったら、今度は保護犬・保護猫にしようかなと思って」
    「動物に値段をつける必要はないと思うので、それで良い飼い主に出会えたらいい」
    ■“売らない”ペットショップ拡大、背景に「動物の福祉」
    23ジャーナリスト 宮本晴代記者:
    フランスのケースを紹介しましたが、アメリカ・カリフォルニア州では2019年から禁止、ニューヨーク州では2024年からショップでの犬・猫の販売を原則禁止します。イングランドの場合、生後6か月未満は原則販売禁止となっています。
    この考え方の根底にあるのは「動物の福祉」です。どうしたら動物も幸せに人間と一緒に生きていけるか?という考えがだんだん主流になっているということですね。
    藤森祥平キャスター:
    ニューヨークでは、ペットショップの代わりに公園とかで保護犬に触れ合ったり、ボランティアで参加したりして引き取るチャンスが多いです。
    小川彩佳キャスター:
    ペットが幸せになっていくためには、どういうふうにお考えですか?
    ジャーナリスト 鈴木エイトさん:
    日本では子犬・子猫が主流になっていますが、成犬・成猫をちゃんと引き取るような流れになっていくといいなと思うんですよね。
    小川キャスター:
    ペット市場は年々大きくなってきていますよね。コロナ禍でペットを飼う人が増えましたが、コロナ禍が終わってきてペットの行き場がなくなってしまうケースも出てきているようです。
    慶応大学医学部 宮田裕章教授:
    ペットを飼うことが動物たちにどう影響を及ぼすのか、ということも含めて見ていく必要があるんですよね。
    飼えなくなって捨てられる動物もいれば、売れなくなった子たちがどうなるのかっていう命の裏にどういう仕組みがあるのかも含めて、どう接するかを問い直す時期にあるのかなと思います。
    宮本記者:
    日本も何もやってないというわけではなくて、動物愛護法が改正(2021年施行)されました。今は生後8週以下の犬猫は販売禁止となっていて、繁殖も6歳までと制限を設けました。
    また飼育業者もケージの広さ、体長の2倍以上(タテ)×1.5倍以上(ヨコ)と一定程度の基準を設けて少しずつ改善しようとしているところです。
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